BYDの自動車運搬船「済南号」が初航海、新エネ車6000台を積んでシンガポールへ

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BYDの8隻目の自動車運搬船「済南号」が新エネルギー車6000台余りを積んで深汕特別合作区の小漠国際物流港からシンガポールに向けて出航しました。

中国の自動車大手、比亜迪BYD)の8隻目の自動車運搬船「済南号」が10月6日、新エネルギー車6000台余りを積んで深汕特別合作区(広東省汕尾市)の小漠国際物流港からシンガポールに向けて出航しました。

済南号は全長219.9メートル、標準車両搭載スペース9200台を誇り、今回が初航海となります。船体にはBYDが独自開発した箱式バッテリーユニットを搭載し、LNGデュアル燃料クリーン動力技術と組み合わせた「二重グリーン駆動」により、低炭素・環境配慮型の輸送を実現しています。

済南号の投入により、BYDが第1陣として建造した8隻の自動車運搬船はすべて運航を開始し、総搭載量は6万7000台、年間輸送能力は100万台を超える規模となりました。

また、今回輸出された新エネ車の一部は深汕BYD自動車工業園で生産されています。BYDが中国全国に展開する八つの生産拠点のうち、同工業園は唯一、海港に隣接し、海外市場を重点対象とし、「工場と港の連携」を実現した大型生産拠点となっています。

済南号の出航は、中国製新エネ車の国際市場進出に向けた輸送力強化を象徴する事例であり、BYDの海外販売戦略と環境配慮型物流の両立を示すものです。2025年9月時点で、BYDの新エネ車は世界112カ国・地域、400以上の都市をカバーしており、タイなどの海外生産拠点と自社の運搬船隊を通じて、欧州、東南アジア、南米など主要市場への浸透を加速しています。(提供/CRI

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