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国慶節の連休を迎え、中国各地でエキゾチックアニマルのいるカフェが人気を集めています。写真はアライグマカフェの人気者。
国慶節の連休(10月1~8日)を迎え、中国各地でエキゾチックアニマル(イヌ・ネコ・家畜以外のペット動物)のいるカフェが人気を集めています。
中国東部・浙江省杭州市の鳥類カフェでは、カラフルなオウムに囲まれたひとときを楽しむ若者の姿が見られます。数羽のオウムが客の手のひらのエサをついばみ、肩にとまって羽を整えるなど、その体験に「とても癒やされる」と好評です。
この鳥類カフェは平日も安定した集客を保ち、祝日の営業収入は5000元(約10万円)で、主な客層は若者です。近年、中国のカフェ業界では「エキゾチックアニマル」ブームが巻き起こっており、杭州市では、一般的な猫カフェや犬カフェとは異なる、オウム、アライグマ、ナマケモノなどを“主役”とするカフェが次々と登場しています。「ちょっと珍しい動物とのふれあい+カフェでの癒やし」という組み合わせが人気を呼び、SNS上でも話題の人気スポットとなりました。あるアライグマカフェでは、コーヒーを1杯注文するだけで、アライグマと遊ぶことができます。国慶節の連休中、開業わずか1カ月の同店は、毎日ピーク時に満席となっています。
エキゾチックアニマル・カフェの流行は偶然によるものではなく、中国国内のペット市場の変化を映し出す一例といえます。
中国獣医師協会のエキゾチックアニマル専門の医師は、ここ5年間の診療現場で、エキゾチックアニマルを飼う人の増加を明確に実感していると話します。
データもこの傾向を裏付けています。「2025年中国ペット産業白書(消費報告)」によると、2024年に中国国内ではエキゾチックアニマルを飼う人の数が引き続き増加し、約1707万人に達しました。その中心は「95後(1995年以降生まれ)」の若者世代で、市場規模は100億元(約2113億円)に迫っています。(提供/CRI)
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