今日（10月6日）は、中国の伝統的な祝日である中秋節（旧暦8月15日）にあたります。世界各国でさまざまな中秋節イベントが開催され、海外在住の華僑・華人と現地の人々がともに中国の伝統文化の魅力を体感しています。

ハンガリーの首都ブダペストでは、中秋節がテーマの文化イベントが開催されました。会場では、舞踊や太鼓など伝統芸能の公演や、中華料理の紹介、無形文化遺産の手工芸体験などが行われました。

ブダペスト第10区副区長のラドヴァニ氏は、「ハンガリー人は中国の伝統文化にとても関心がある。中国人もハンガリー人も心を開き、お互いの文化を理解したいと思っている」と述べました。

また、ベルギー・ブリュッセルの中国文化センターでは、「天涯共此時（遠く離れても同じ時を過ごす）」と題するコンサートが開催され、中国とベルギーの各界代表ら約160人が参加しました。

上海音楽学院の音楽家たちが「花好月圓（花は美しく、月は丸い。家庭円満な様子を表す言葉）」などの名曲を披露しました。

ブリュッセル市民のブシェ氏は、「私は北京語言大学で1カ月間勉強した。目的は中国語の上達だけでなく、中国文化をより深く理解するためでもあった。私たちはお互いに学べる点がたくさんあると信じている」と語りました。

さらに、パキスタンのイスラマバードでも中秋節の夜を祝うイベントが開催されました。華僑・華人が手作りしたさまざまな月餅が振る舞われ、参加者たちに大好評でした。（提供/CRI）