中国で開発の飛行艇「AG600」、量産3号機が組立終え試験飛行

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中国で開発された飛行艇「AG600(鯤龍)」の量産3号機がこのほど組み立てを終了し、試験飛行を順調に実施しました。

中国で開発された飛行艇「AG600(鯤龍)」の量産3号機がこのほど組み立てを終了し、試験飛行を順調に実施しました。

「AG600」は森林火災の消火と水上救助の切迫した必要性を満たすために、中国で初めて独自に開発された大型の特殊用途航空機で、世界で離陸重量が最も大きい民間用飛行艇です。

また、中国航空学会と中国航空宇宙工具協会はこのほど共同で団体基準『AG600シリーズ航空機の取水場の要求』を発表しました。この場合の取水場とは、飛行艇などが水を汲み上げる水面を指します。同基準は飛行艇が専門的に水をくみ上げる水面について中国が作成した初の技術規範であり、海外を含めても同分野に関する初の基準です。

同基準は「AG600」が森林消火任務を実施する上で核心となる一環である「水面取水作業」について、取水場の場所選定や配置、使用、維持などを系統的に定めるとともに、飛行の安全を確保するために風速、波高、視界距離などの運航条件に対する具体的な制限も定めています。

同基準はそのほかにも、風向計、水位標識、気象と水文観測点などの付帯施設の建設についても定め、取水場の場所選定についての指導や設置についての提案、維持についての要求を定めました。同基準は11月1日に施行されます。(提供/CRI

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