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2日、中国のポータルサイト・捜狐に「日本のアニメに登場する中国人スタッフの名前が奇妙すぎる」と題した記事が掲載された。資料写真。
2025年10月2日、中国のポータルサイト・捜狐に「日本のアニメに登場する中国人スタッフの名前が奇妙すぎる」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「アニメの放送後にエンディングテーマが流れると、そこには監督、脚本、原画、音楽、声優など制作に携わったスタッフの名前が並ぶ。多くの人は一度エンディングを見ると、次回からはスキップしてしまうことが多いだろう」と述べた。
続けて、「現在では、日本のアニメのエンドロールに中国企業の名前が出てくることも珍しくない。大半のスタッフは本名を残すが、一部は『欠欠』『TENGTENG』『AIPC258』といったペンネームを使うこともある。これらはまだ常識の範囲内である」とした。
その上で、「近年ではスタッフロールで『奇妙な名前』を残す中国人スタッフも中国の視聴者に発見されている。例えば、中国語で『知らない』を意味する当て字『布吉島(不知道)』、『男はシュークリームを食べる』という意味不明なフレーズ『阿男吃泡芺』、『やれやれ』の当て字『呀嘞呀嘞』、『大暴竜』という直球すぎるネーミング、韓国の元大統領の名前『金大中』や『全斗煥』など、多種多様である」と紹介した。
そして、「このような現象の背景には、中国におけるアニメの外注産業の発展がある。数十年前から海外アニメの外注を受けることはあったが、現在ほど頻繁ではなく、『全員中国人スタッフ』というケースは珍しかった。しかし、現在こうした状況が当たり前になると、中国人スタッフの名前が目立つようになり、さらに奇妙なペンネームを使った彼らの『遊び心』も見えるようになったのである」と説明した。
また、「関連産業の報告によると、中国のアニメ受注市場は23年にはすでに400億元(約8300億円)に達し、年平均複合成長率は20%を超えるという。まさに驚異的な拡大である」と加えた。
一方で、「日本の関連調査によれば、23年には元請会社および下請会社の65.5%が黒字であったものの、そのうち25.5%の企業は実際には利益が減少している。その大きな理由の一つが人件費の上昇であり、より安価な海外外注に切り替えることは一部企業にとって避けられない選択となっている」と言及した。(翻訳・編集/岩田)
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