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北京市にある故宮博物院で9月29日、創設100周年を記念した特別展「百年の守護―紫禁城から故宮博物院へ」が開幕しました。
北京市にある故宮博物院で9月29日、創設100周年を記念した特別展「百年の守護―紫禁城から故宮博物院へ」が開幕しました。展覧会は、9月30日から一般公開され、200点の文化財が展示されています。なかでも国宝級名画「清明上河図」が13年ぶりに公開展示され、最も注目を集めています。
「清明上河図」は国宝級の文化財に指定されており、現在は故宮博物院に所蔵されています。北宋(960-1127)の画家・張択端が都・汴京(現在の河南省開封市)の様子や社会の各階層の人々の生活を生き生きと描いた風俗画の長巻で、中国絵画の傑作として知られています。前回公開されたのは2012年1月に日本の東京国立博物館で開催された「故宮博物院精品展」でした。
今回の特別展では、「清明上河図」のほか、東晋(317-420年)の書家・王[王旬]の書跡「伯遠帖」や、唐(618-907年)の画家・韓滉の「五牛図」、北宋(960-1127)の書家・黄庭堅の「諸上座帖」、春秋時代(前771年~前256年)の青銅器「蓮鶴方壺」など、重要な文化財が展観でき、多くの見学者が訪れています。
この特別展は12月30日まで、博物院内の午門展覧館で開催されます。混雑緩和のため、「清明上河図」の鑑賞には流動型の観覧方式が採用されており、鑑賞希望者は「故宮博物院」の公式WeChatアプリからの事前予約が必要だということです。(提供/CRI)
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