中国ネット民「今回は日本人を支持する」=大阪の移民反対デモに異例の共感

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中国のSNS・微博(ウェイボー)で日本の移民反対デモの様子が投稿され、いつもは日本人に対して批判的なネットユーザーらが珍しく共感を示している。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で日本の移民反対デモの様子が投稿され、いつもは日本人に対して批判的なネットユーザーらが珍しく共感を示している。

微博で60万超のフォロワーを持つブロガーは、「中国のネットユーザーが日本で撮影したもの」として、大阪で撮影された移民反対デモの動画をシェアした。動画には警察官の誘導の元、日本国旗旭日旗、プラカードを掲げ、移民反対の声を上げながら大通りを行進する大勢人の姿が映っている。

同ブロガーは撮影者の話として「街頭に突然多くの警察が現れ、その後、たくさんの市民がデモ行進していた。主な訴えは移民政策への反対だった」と説明した。日本政府は人手不足が懸念されるIT分野や介護分野などでインドから5万人の人材を受け入れる方針で、今後5年間に両国間で50万人以上の人材交流を目指すとしている。

この投稿に対して寄せられた中国のネットユーザーのコメントで最も多くの共感(いいね)を集めたのは、「移民問題に対する国民の意見は世界的に共通しているようだ。『Kビザ』に反対。ハードルが低すぎてアフリカ人が(中国に)押し寄せてくる」というコメントだった。

「Kビザ」とは中国が新設したもので、科学・技術分野の外国人青年人材を対象としており、従来のビザよりも利便性が高い。ただ、中国国内では若者の失業率が高いこともあり、批判的な声がくすぶっている。

コメント欄では他にも、「Kビザに反対する」「国内でも外国人が増えている」「われわれもKビザ反対のデモをやりたい」「この点は日本人のことを理解できる」「今回は日本人を支持する」「そもそもなぜ外国人を移民させるのか」「日本だって反対してるのに、なぜわれわれはKビザなんかつくってごみを拾おうというのか」「われわれ中国も間もなく終わる。インド人が大勢中国に押し寄せてくる」「移民を受け入れるくらいならロボットに取って代わられた方がマシ」といった声が並んでいる。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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