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中国のSNSの「おばさんは親切だっただけでなく、とても機転が利いていた」というスレッドで、大連理工大学の食堂で働く女性が大きな話題になっている。
中国のSNSの「おばさんは親切だっただけでなく、とても機転が利いていた」というスレッドで、大連理工大学の食堂で働く女性が大きな話題になっている。
そもそもの話はこうだ。ある学生が大学内で広く利用するキャンパスカードをうっかり落としてしまい、学生生活管理アプリでカードの利用記録をチェックし、どこにあるか探そうとした。すると使用記録の最後の2回がいずれもキャンパス内の博留食堂になっており、その2回とも利用金額が0.01元(約0.2円)だった。
実はカードを拾ったのは食堂の従業員で、食堂でごくわずかな金額の利用記録を残すことで、持ち主にカードの所在地を分からせようとしていたのだ。この機転は多くの大学生を「ものすごく感動」させただけでなく、「おばさん、賢すぎ!」とコメントする学生もいたほどだった。
そんな「賢すぎる」食堂の従業員、楊さんによると、「食事に来た学生がカードを落としてしまうことは結構あることで、拾った場合はまずは食堂の忘れ物コーナーに置いて、学生が来たらすぐに分かるようにしている」のだという。
ただ、学生はどこで落としたのか必ずしも思い出すとは限らない。そこでこれまでの経験を踏まえて、0.01元の利用記録を残す方法で学生に知らせようとしたのだという。楊さんはマネージャーと相談した上で、この方法は有効かもしれないということになり、実施し始めるようになった。
楊さんの機転の利いた対応は、学生にとって温かなサポートになっただけでなく、大学の各食堂もこれをまねて「0.01元の利用でカードの所在地を知らせる方法」を採用することにした。今後は万が一、生活全般に関わるキャンパスカードをなくしたとしても、職員が0.01元の利用記録を残してカードの所在地を教えてくれることになる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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