中国製液体水素ドローン、航続記録を更新

CRI online    
facebook X mail url copy

拡大

中国製液体水素ドローンが航続記録を更新しました。

中国のハルビン工業大学重慶研究院水素動力・低炭素エネルギー研究センターはこのほど、中国西部の陝西省宝鶏市で、同センターが研究開発した液体水素を燃料とするマルチコプター(多旋翼ドローン)「青鷂-10」の試験飛行に成功しました。今回の試験飛行は同研究院と陝西同塵和光低温科技会社が共同で実施したもので、中国のマルチコプターとして初めて3.5時間以上の連続飛行を実現しました。

今回の試験飛行では、飛行時間が3.5時間を超え、飛行終了後も液体水素燃料が40%以上残っていたことから、総合連続飛行時間は約7時間、航続距離は300キロメートルを超えると見られており、国産マルチコプターの液体水素動力飛行における新記録を樹立しました。

飛行中、マルチコプターは上昇、巡航、ホバリング旋回、着陸など一連の標準動作をこなし、飛行制御システムと燃料電池は飛行の全過程を通じ安定して作動しました。

これまで多様なシーンで実施された飛行試験から、「青鷂-10」は環境適応性に優れた特徴を持つことが分かりました。マイナス30度から45度までの広い温度範囲で連続運転ができ、標高4000メートルでの飛行も可能です。性能パラメータは従来のリチウム電池式マルチコプター型ドローンを大きく上回り、航続時間は従来型の3倍です。「青鷂-10」は旋翼ドローンのホバリング性能の優位性を持つと同時に、同クラスの従来型リチウム電池式垂直離着陸式の固定翼ドローンの代替となる有効な性能を備えたとみられています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携