国務院の李強総理は現地時間9月26日、ニューヨークの国連本部で開かれた第80回国連総会で一般討論演説を行い、「中国は各方面とともに国連の地位と権威を守り、国連憲章の趣旨と原則を擁護し、国連が改革を通じて効率と職責履行能力を高めることを支持する」と述べました。

李強総理は、「世界が複雑に混乱する中、われわれは平和を共に築き、安全を共有しなければならない。世界経済が低迷する中で、われわれは協力を再び活性化させ、ウィンウィンを目指していくべきだ。また、多様な文明がぶつかり合う中においては、対話を促し、互いの違いを認め合いながら、共存していくことが求められる。さらに、新たな課題が次々に発生する中で、われわれは手を携えて課題に取り組み、共に地球という“家”を守っていくべきである」と強調しました。

また、李総理は発展途上国の代表性と発言権の向上にも言及し、「中国側は国連と『中国-国連グローバル南南発展支援メカニズム』を構築し、1000万ドルの予算支援を提供するとともに、国連開発計画（UNDP）と共同で上海に『グローバル持続可能な開発センター』を設立し、国連の『持続可能な開発のための 2030アジェンダ』の実行を加速する」と表明しました。（提供/CRI）