このところ連日、国連の高官や米国、フランス、ベラルーシなどの各国の政界、財界、学界、メディア界から、習近平国家主席が提案したグローバル・ガバナンス・イニシアチブについて「時宜を得て打ち出されたものであり、世界に向けて大国の責任を示したものだ」といった声が出ています。

国連のグテーレス事務総長は、「中国が出した一連の提案は現実問題に明確に対応し、国連が関心を持つ議題と完璧に一致している。戦略的視点が明晰に示されており、大国の責任が示されている」と述べました。

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相はグローバル・ガバナンス・イニシアチブを高く評価し、「世界が多重の試練に直面している昨今、このような意義ある重要な提案をできる指導者は極めて少ない。中国の提案は国際的な共感を呼んでいる」と強調しました。

ベラルーシ戦略研究所のアナリストのセルゲイ・ウェルゲイク氏は、「グローバル・ガバナンス・イニシアチブの五大原則は、グローバル・ガバナンスにおけるマイナス要因の根源を直撃するだけでなく、体系的な改革を推進し、ガバナンスの効率を高める上の確実な方向性を提供している」との見方を示しました。（提供/CRI）