【CRI時評】70年にわたる激動の変遷、新疆が歩んだ現代化の道

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新疆ウイグル自治区成立70周年祝賀大会が9月25日、同自治区ウルムチ市で盛大に開催された。

新疆ウイグル自治区成立70周年祝賀大会が9月25日、同自治区ウルムチ市で盛大に開催された。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は大会に出席し、新疆の各民族の人々と共に70周年を祝った。

新疆は古来より中国の不可分の一部であり、1955年に新疆ウイグル自治区が成立したことは、新疆の発展史上、極めて重要な節目となった。それ以降70年間で、新疆は貧困から繁栄へ、後進から進歩へ、封鎖から開放へと歴史的な飛躍を遂げてきた。中国国務院発展研究センター民族発展研究所の賈春陽研究員は祝賀大会について、「新疆が過去70年間に達成した歴史的成果を世界に向けて示し、中国の民族地域における自治制度の優位性と、新時代における党の新疆管理方針の科学的有効性を証明する場となった」と述べた。

新疆がこの70年間に遂げた歴史的変化は、統計データが最も明確に証明している。新疆の域内総生産(GDP)は2024年に2兆元(約41兆6000億円)を突破し、1955年当時と比べ1600倍以上の飛躍的な成長を遂げた。また2020年末には、新疆農村部の貧困人口がすべて貧困状態から脱却し、2024年の都市・農村住民の収入は、1978年と比較して100倍以上に増加した。自治区全体の平均寿命は、解放初期の1950年前後には30歳であったが、2024年には77歳にまで延びた。2024年の観光客受け入れ数は、延べ3億人を突破した……

これらの成果は容易に得られたものではなく、経験は極めて貴重だ。1950年代に新疆の民族団結と感謝の精神の象徴として知られるウイグル族の農民、クルバン・トゥルムおじさんが描いた願いは、今日では幸福な生活へと変わり、新疆が歩んできた激動の変遷の根本的な原因を物語っている。新疆が生み出してきた数々の奇跡は、いずれも中国共産党の指導と切り離すことはできない。特に2012年秋に開催された中国共産党第18回全国代表大会以降、新時代の党の新疆管理方針が打ち出され、新疆をかつてない最良の発展期へと導いた。

新疆にとって、社会の安定維持は最優先の重要な課題だ。長年にわたる不断の努力を経て、新疆の反分裂闘争は重要な段階的成果を収め、暴力的なテロ事件は長期間にわたり発生していない。持続的な社会全体の安定は、経済発展に保障を提供する。2024年に、新疆の穀物生産における単位面積当たり収穫量は全国第1位に躍進し、中国で最も多く空港を有する省・自治区となった。全長22.13キロメートルに及ぶ世界最長の高速道路トンネル、天山勝利トンネルが全線貫通し、新疆の道路総延長は23万キロに達した……

新疆は今日、ユーラシア黄金ルートと西方開放への橋頭堡(きょうとうほ)を構築している。新疆の貿易総額は、2022〜2024年に毎年1000億元(約2兆800億円)規模で成長を続けた。中国は現在、中国式現代化建設を推進しており、新疆の現代化建設も新たな歴史的出発点に立っている。70年の歳月を経て、新疆の激動の変遷は、一つの素朴な真理を証明した。それはすなわち、人々の幸福な生活が、最大の人権であるということだ。(提供/CRI

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