王文涛商務部長は米ニューヨークで9月23日、在米中国系企業を招いて円卓会議を開催しました。金融、物流、越境電子商取引、石油化学、電気通信、鉄道交通、自動車部品、新エネルギー、医薬などの分野の在米中国系企業十数社と米国中国総商会の責任者が参加し、米国事業の現状を紹介するとともに、企業利益の維持や実務協力の拡大などについて具体的な要望と提案を行いました。

王部長は「在米中国系企業が困難を克服して発展の成果を挙げたのは並大抵なことではない。現在、世界の貿易構造とルールは一国主義と保護主義による深刻なダメージに直面している」と指摘した上で、企業各社に対して、状況をしっかり把握し、積極的に対応するとともに、多様な展開とコンプライアンス順守の経営を重視し、不確実性の中から確実性を見出すよう呼びかけました。さらに、一致団結して海外に進出するだけでなく、助け合って困難を乗り越え、協力して過度な競争に反対することの重要性を強調しました。

王部長は、商務部が在米中国系企業の発展を非常に重視しており、中米経済貿易協力の安定維持に努め、中国系企業の正当な権益を断固として守り、両国企業の互恵協力のために良好な環境を整えていくと明らかにしました。（提供/CRI）