新疆ウイグル自治区成立70周年、「主要発展指標は歴史的な突破を遂げた」と中国メディア

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中国・新疆ウイグル自治区の成立から今年で70周年。中国メディアは「主要発展指標は歴史的な突破を遂げた」として「新疆の加速度的な質の高い発展が分かる」と強調した。写真は新疆ウイグル自治区。

中国・新疆ウイグル自治区の成立から今年で70周年。中国メディアは「主要発展指標は歴史的な突破を遂げた」として、民生・福祉の持続的向上、新興産業の台頭、生態環境の質的改善、新段階を迎えた対外開放を列挙し、「この70年間の新疆の加速度的な質の高い発展が分かる」と強調した。

新疆ウイグル自治区は東アジアと中央アジアが交わる自治区で、面積は約166万平方キロと省または自治区の中で最大だ。人口は約2500万人で、ウイグル族が45%、漢族が42%を占める。民族の宗教や権利の平等性を保護するために1955年、省から自治区へと行政が変更された。

ここ数十年、新疆ウイグル自治区では豊富な石油・鉱物資源が発見されており、現在は中国最大の天然ガス産出地となっている

中国網によると、自治区では財政支出の70%以上を民生分野に向け、都市部・農村部の労働能力のある全員の安定的な就業を実現した。郷・鎮衛生院と村衛生室の標準化率は100%を達成して遠隔診療はすべての郷・鎮に普及。義務教育普及率は99%以上を維持している。

新興産業については2024年に新エネ発電新規設備容量で全国一になり、1000億クラスの風力発電設備産業クラスターが誕生し、30以上のAIデータセンターが並行建設中だ。各産業が好況を呈し、新たなエネルギーが注入され、活力に満ちた産業発展の新たな局面が形成されている。

生態環境に関しては世界最長の3046キロの砂漠生態障壁が完成し、タクラマカン砂漠に「緑のマフラー」を巻いている。高分解能衛星は砂漠西北縁の柯柯牙(ココヤ)地区の「不毛の地」から「緑の点」さらには「広大な緑地」への変遷を記録。無尽の黄砂の中に「緑の長城」が築かれただけでなく、リンゴ、ナツメ、クルミ、アンズも栽培されており、奇跡の「砂漠果樹園」が造られた。

中国主導のシルクロード経済圏構想「一帯一路」で新疆ウイグル自治区は中核エリアと西部の対外開放のとりでとしての地位を確立。22年から貿易額が3年連続で1000億元(約2兆円)の大台に乗り、その国際道路輸送路線は全国総数の3分の1以上を占めている。

中国社会科学院学部委員の刑広程氏は「新時代の新疆ウイグル自治区統治方針の指導の下、新疆の各分野が発展の『高速道路』に入った。新疆は全国と共に『小康社会』に入り、絶対的貧困が永久に消滅した。社会・経済発展指標も優れ、経済成長率は5%以上を維持している。自治区は現在、史上最良の発展期を迎えている」と高く評価した。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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