韓国資本が中国の文化的娯楽産業を大量買収、中国SNSで話題に

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中国SNSの微博にこのほど、「韓国資本が中国の文化的娯楽産業を大量買収」という話題が登場した。

中国SNSの微博(ウェイボー)にこのほど、「韓国資本が中国の文化的娯楽産業を大量買収」という話題が登場した。

この話題をめぐってあるアカウントが紹介したのが、私募ファンドのMBKパートナーズによる華誼兄弟電影世界(江蘇省蘇州市)の完全買収だ。21日に正式に買収が完了し、今後は海合安蘇州陽澄半島楽園として観光客を迎え入れるという。

投稿によると、華誼兄弟電影世界は映画をテーマとする遊園地で敷地面積は約46万平方メートル。もともとは中国のエンタメ大手の華誼兄弟がユニバーサル・スタジオを意識して取り組んだ重点プロジェクトだが、ポジショニングのずれや資金不足などの問題で華誼兄弟にとっては最も惨たんたる文化的娯楽事業となっていた。

一方、MBKをめぐっては「注意に値すること」として「中国ですでに多数の文化的娯楽事業を底値買いしている」と紹介されている。MBKは2021年に65億元(約1360億円)で海昌海洋傘下の極地海洋館4カ所と鄭州海昌海洋公園プロジェクトの66%の株式を取得したという。

投稿では、「優れた文化観光資産が外資の私募ファンドの手に渡ることは中国の文化観光産業にとって一種の秘めた憂いだ」との声があることも紹介され、あるネットユーザーは「文化を自分たちの手でしっかりつかんでおかないと本当に終わってしまう」との声を寄せた。また、「個人的には外国資本に買収されるべきではないと思う。提携はいいが、買収はだめ」との意見も聞かれた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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