俳優アラン・ユーの死で飛び交う陰謀論、北京市公安局が強制措置を発表

華流    
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11日に急死した中国の俳優アラン・ユーを巡り、ネット上でデマを拡散したとされる3人に対し、北京公安局が強制措置を執ったことを明らかにした。

11日に急死した中国の俳優アラン・ユー(于朦朧)を巡り、ネット上でデマを拡散したとされる3人に対し、北京公安局が強制措置を執ったことを明らかにした。

ファンタジー時代劇ドラマ「永遠の桃花~三生三世~」などで知られるアラン・ユーは11日、北京市内にあるマンションから転落して死亡したと報じられ、マネジメント側は同日中に報道が事実であることを認めた。その後、北京市公安局では飲酒後の転落死として「刑事事件の可能性なし」と発表したが、ネット上ではさまざまな臆測や陰謀論が飛び交い、連日注目の話題となっている。

北京市公安局の朝陽分局は21日、ネット上のデマや誹謗(ひぼう)中傷を一掃するための「浄網(ネットクリーン)2025」活動の一環として、アラン・ユーの死を巡る数々の陰謀論への対応を発表。「アクセス数を増やすために虚偽情報を捏造(ねつぞう)して流布し、偽動画を公開し、公共秩序を著しく乱した」と、男女合わせて3人に対して取り調べを含む強制措置を執ったことを発表した。

朝陽分局によると、対象となった3人はアラン・ユーについて、「性的暴力を受けた後に自死」「脅迫されて追い詰められた末の転落死」「母親と実妹も巨大権力の監視下に置かれている」といった情報をSNSに投稿した。また、いずれも捏造であることを認めているという。

北京市公安局は、遺族の意向を尊重してプライバシーを守り、二次的な被害を防ぐよう求めるとともに、アラン・ユーの死についてネット上のデマ拡散や違法行為に対し引き続き取り締まりを行うと発表した。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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