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中国の高級アウトドアブランド「アークテリクス」はヒマラヤ山脈で実施した花火アートイベントが環境破壊の懸念から批判を受け、謝罪しました。
中国の高級アウトドアブランド「アークテリクス」は9月19日、ヒマラヤ山脈で実施した花火アートイベントが環境破壊の懸念から批判を受け、同社は21日、公に謝罪しました。
今回の事件を極めて重視した地元のチベット自治区シガツェ市委員会と市政府は21日、調査チームを設立して現地に急派し、今後調査結果に基づき、法と規定に従い対応することを明らかにしました。
花火アートイベントは、チベット自治区シガツェ市の標高約5500メートル地点に位置するチベット・ヒマラヤ山脈のギャンツェ県熱竜地域で、アークテリクスと中国のコンテンポラリー・アーティスト蔡国強氏とのコラボ企画として開催されました。生態系が脆弱な高山地域での花火打ち上げに対し、SNS上で多くのネットユーザーやアウトドア愛好家から批判が寄せられ、使用された環境保護資材の環境への実効性や、高原の土壌、植生、野生動物への影響、大気や水域に対する潜在的汚染などが疑問視されました。
アークテリクスは21日、公式微博(ウェイボー/Weibo)で謝罪声明を発表しました。声明では、「チベット高原の生態環境に関心を寄せ、監視してくださったすべての方に感謝し、全ての批判と提案を真摯(しんし)に受け入れます」とした上で、「皆様に深くおわび申し上げます」と述べています。
アークテリクスの親会社であるアマースポーツの2024年年次報告書によると、アークテリクスブランドの同年の売上収入は 21億9400万ドル(約3250億円)に達したとのことです。(提供/CRI)
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