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中国西部で続いている秋雨の影響を受け、中国の長江上流にある三峡ダムは今年最大の洪水ピークを迎え、流入水量は1秒あたり4万立方メートルを超えました。
中国西部で続いている秋雨の影響を受け、中国の長江上流にある三峡ダムは9月20日夜、今年最大の洪水ピークを迎え、流入水量は1秒あたり4万立方メートルを超えました。
三峡ダムは三峡水力発電所が建設された後、貯水により形成された人工湖で、総面積は1084平方キロメートル、範囲は湖北省と重慶市の21の県市に及びます。今年の主な増水期には、長江上流から流れ込む水量が少なく、7月から8月にかけて三峡ダムに流れ込んだ水量は、ダム完成以降の同時期平均値より2割以上減少しました。しかし、秋に入り西部で雨が続き、長江上流の嘉陵江と三峡間の区域は複数回豪雨に見舞われ、三峡ダムへ流入する水量は9月17日から徐々に上昇し、9月20日に毎秒4万立方メートルを超えました。
三峡ダム地区の安全を確保するため、三峡集団は9月16日に三峡ダムの放水量を増やし、貯水池水位を最低162.6メートルに下げました。洪水ピークの流入時、三峡ダムの放水量は毎秒2万5300立方メートルに制御し、上流と下流の安全を確保すると同時に、貯水調整との連携も図っています。
三峡ダムは今後、上流から流れ込む水量の予報に注目し、ダムの水位を合理的に制御し、洪水対策の安全を保障した上で貯水プロセスを安定かつ秩序立てて推進し、年間貯水任務の順調な遂行を確保します。(提供/CRI)
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