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深セン宝安空港入国検査所で外来種を含む256匹の密輸昆虫が摘発されました。写真は同空港。
近年、中国では一般人がよく飼うネコやイヌ以外の動物をペットとして飼う人が増えています。これらの変わり種ペットの多くは外来種であり、安全上のリスクが潜んでいるとされています。
中国南東部・広東省深セン市の宝安空港入国検査所でこのほど、旅客のスーツケースを検査したところ、異常が見られたため、詳しい検査が行われました。その結果、15品種に及ぶ計256匹の生きた昆虫が発見されたということです。これは今年に入ってから深セン空港の入国検査所で摘発された外来種としては最も種類が多く、甲虫類の「変わり種ペット」の数としても最も多かったケースとなります。
深セン宝安空港入国検査所のスタッフ・丁会林さんによれば、押収された生きた昆虫の中には、生きたクモやカマキリ、甲虫、昆虫の卵などがあり、その中でもコーカサスオオカブトやスティーブンスツヤクワガタ、ギラファノコギリクワガタなど5品種66匹の昆虫は中国では自然分布しておらず、外来種に属しているとのことです。
深セン入国検査所動植物検疫所総合科の陳暁宇副課長は、「外来種の侵入は地元の生物多様性に影響を与える可能性がある。特に変わり種ペットは、いったん捨てられると、生態環境に潜在的な脅威を与える可能性がある。2023年7月から特別行動を実施して以来、深セン入国検査所では既に延べ1393種の外来種を押収した」と紹介しました。(提供/CRI)
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