中国の浮遊艇「極目1号」、チベットで大気観測実験に成功

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中国の浮遊艇「極目1号」がチベットで大気観測実験に成功しました。

中国科学院空天情報革新研究院の発表によると、大きなシロクジラのような形をした浮遊艇「極目1号」が9月19日、中国北西部のチベット自治区魯朗(ルラン)地区で大気観測実験に成功しました。「極目1号」は3品目16種類、総重量約200キロの科学観測機器を搭載して、標高5500メートルの高高度で複数の機器による協調観測を行い、従来の単一サンプリングから立体モニタリングへの技術的な進展を遂げました。

第2回青海チベット科学調査における重要ミッションとして、「極目1号」は8月以来、すでに累計30回の高高度試験を実施し、大気成分、汚染物質の分布などの重要なデータを正確に取得し、青海チベット高原の気候変化とグローバルな気候変動を研究するために重要なデータを提供してきました。

「極目1号」の強みとしては、積載能力の大きさ、航続時間の長さ、干渉耐性の強さ、複雑な環境への適応性などにより、過酷な環境下でも安定して観測ミッションを遂行できることが挙げられます。

また、紹介によると、浮遊艇は2017年から第2回青海チベット科学調査に参加しており、すでに青海チベット高原の魯朗、ナムツォ、チョモランマ、双湖、ココシリなどの主要地域で相次いで系統的な科学観測を行っています。(提供/CRI

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