中秋節を控え、海外からの月餅注文が急増―中国

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中秋節が近づくと、定番の食べ物である月餅の一大生産地として、広東省では多くの月餅生産企業が生産に全力を上げています。

旧暦8月15日は中国伝統の中秋節で、今年は10月6日がその日に当たります。中秋節が近づくと、定番の食べ物である月餅の一大生産地として、中国南東部の広東省では、国内外の人々の伝統的な中国の味へのニーズを満たすために、多くの月餅生産企業が生産に全力を上げています。税関部門も「グリーン・チャンネル(優先通関ルート)」を設け、月餅の迅速な通関、海外への輸出を全面的に支援しています。

広東省茂名市は農業が主要産業で、豊富な農業資源が月餅の生産に良質な食材を提供しています。統計によると、現在、茂名市全体で月餅の品種は100種類近くあり、年間生産量は約3万トン、年間生産額は40億元(約833億円)を超えています。中秋節が近づくにつれ、地元の月餅生産企業は最も忙しい生産のピークに入りました。

茂名市のある食品企業責任者の胡郁漢氏によると、工場では現在、地元と海外市場の需要を満たすために毎日残業体制で月餅の生産に取り組み、昨年より15%〜20%ほど多い、1日約30万個の月餅を生産しているということです。

広東省中山市の食品企業では、伝統的な広東風の蛋黄蓮蓉(塩漬け卵入り蓮の実あん)月餅のほか、砂糖と油の量を抑えた、スムージーのようなさっぱりとした食感の果物のあんの月餅を開発しました。広東風月餅は地元市場での人気ばかりでなく、海外市場でも好まれています。中山市税関の統計によれば、同税関の監督管理下で今年1〜8月に輸出された月餅は600トンを超え、商品の価値は約4700万元(約9億8000万円)でした。(提供/CRI

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