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映画「731」がついに公開されましたが、「731」関連史料の世界記憶遺産登録申請は6年を経た現在もいまだ推進段階にとどまっています。
映画「731」がついに公開されましたが、「731」関連史料の世界記憶遺産登録申請は6年を経た現在もいまだ推進段階にとどまっています。「世界の記憶」に登録を申請したのは「日本細菌戦資料」ですが、現在まで登録には至っていません。
「世界の記憶」登録を阻まれた中国の抗日戦争関連資料は一つだけではありません。まずは「慰安婦」問題関連の資料で、これは2017年に中国と韓国など複数国が共同で申請しました。
日本も「慰安婦」問題関連資料の「世界の記憶」登録を申請しましたが、ユネスコは「テーマが重複している」と判断しました。中日両国の申請内容を比較すると、核心的な立場がまったく相反しています。中国側は日本軍の暴行を裏付けていますが、日本側は「日本軍が規律を保っていた」ことを強調しています。
日本版「慰安婦」資料の申請は2017年に国連に提出されました。日本の外務省が世界中で数百億円をかけて育成した「親日派」が登場し、日本による歴史の真実の封じ込めに呼応する武器となっています。日本の外務省は、中国が共同で提出した資料が登録された場合、日本がユネスコを脱退する可能性を示唆し、国連に政治的圧力をかけました。
2021年、「世界の記憶」登録申請規則が改訂され、加盟国のいずれかから反対意見が出された場合、申請は期限の定めのない対話の段階に移行することになりました。被害国が歴史の真実を保存するために世界記憶遺産登録を申請しようとしても、加害国は日本の例に倣って反対することができます。歴史の真実をめぐる対立は既に世界規模で広がっています。(提供/CRI)
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