2025年は新疆ウイグル自治区成立70周年にあたる。十数年余りにわたり、新疆はゴビ砂漠などの砂漠なかで農地を拡大し続け、食糧栽培面積が1200万ムー（80万ヘクタール）以上増加し、全国で食糧生産能力が最も高まった地域となった。「新時代の党の新疆政策の成功実践」と題した白書よると、中国式現代化のなかで、新疆の社会の安定、経済の発展、民生の改善は顕著な成果を収めた。

安定は発展の前提だ。新疆はテロ対策と脱過激化活動を法に基づいて展開したことにより、社会の治安が著しく改善し、長年連続してテロ事件が発生せず、民衆の安心感・満足度が99％を超えた。2024年、新疆には延べ3億人超の観光客が訪れ、人々にとっての「安心の地」となった。

発展は安定の保障だ。2020年末、新疆は期限通りに貧困から脱却し、全国と同じペースで全面的「小康社会」を実現した。2024年、新疆の国内総生産（GDP）は2兆元を突破し、低空経済や新エネルギーなどの新興産業が急成長した。民生分野も改善を続け、9年制義務教育の定着率は99％を超え、平均寿命は1949年の30歳から77歳に伸びた。

西洋への開放の重要な玄関口である新疆は、「一帯一路」への融合を加速させている。2024年の中欧（中央アジア）班列の国境通過列車の運行本数は1万6000本を超え、輸出入総額は4341億元に達した。新疆は世界220余りの国・地域と貿易を展開し、アジアと欧州を結ぶ重要な通路となっている。

安定・発展し、開かれた新疆は、国内外の観光客を引きつけている。2024年の海外観光客は500万人に達する。米国のインフルエンサーやオーストラリアのメディア関係者らは、新疆が真実で美しいと次々と表明し、西側メディアの偏見を打ち破った。

今日の新疆は、新時代の党の新疆政策を生き生きとした描写している。「砂漠に希望が生まれる」から「シルクロードが世界をつなぐ」に至るまで、新疆は質の高い発展の新たな道を歩んでおり、希望に満ちた「詩と遠方（理想の生活）」の絵巻を世界に示している。（提供/CRI）