習近平国家主席は9月19日夜、トランプ米大統領と電話会談を行い、現在の中米関係と双方が共に関心を寄せる問題について率直かつ踏み込んで意見交換し、次の段階での中米関係の安定した発展について戦略的な指針を示しました。会談は実務的で積極的かつ建設的なものでした。

習主席は、「中米両国は第2次世界大戦中に力を合わせて戦った盟友だ」と指摘し、中国人民は、米国など反ファシズム同盟国が中国の抗日戦争に尊い支援を提供してくれたことを忘れることはないと示しました。

さらに、中米関係は非常に重要だと強調し、「中米が互いに高め合い、共同で繁栄することは完全に可能であり、それは両国に幸福をもたらし、世界にも恩恵をもたらすことができる。このビジョンを実現するには、双方が互いに歩み寄って努力し、相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンを実現することが必要だ。双方のチームの最近の協議は平等、尊重、互恵の精神を体現しており、両国関係において突出した問題を引き続き適切に処理し、ウィンウィンの結果を実現することができる」と示すとともに、多角的な協議を通じて得られた成果を損なうことがないよう、米国は一方的に貿易制限措置を取ることを避けなければならないと強調しました。またTikTok問題について、「中国側の立場は明確であり、企業の意思を尊重し、企業が市場ルールにのっとった形で商談を進め、中国の法律や法規、利益のバランスに合致した解決策に至ることを歓迎する」と表明し、米国が中国企業の米国への投資に対して、開かれた、公平かつ非差別的なビジネス環境を提供することに期待を示しました。（提供/CRI）