新型エネルギー貯蔵技術の発展ロードマップを発表―中国工業情報化部

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中国工業情報化部はこのほど、「新型エネルギー貯蔵技術発展ロードマップ(2025〜2035年)」を発表しました。

中国工業情報化部はこのほど、「新型エネルギー貯蔵技術発展ロードマップ(2025〜2035年)」を発表しました。このロードマップは産業の質の高い発展と高度な安全水準の確保をさらに推進するための指針と参考となるものです。

このロードマップでは、電気化学蓄電、機械式蓄電、電磁式蓄電、蓄熱・蓄冷及び水素エネルギー貯蔵の5つの分野ごとに、2035年に向けた重点製品や主要材料や部品、発展目標が示されました。

中国全国の新型エネルギー貯蔵設備の出力容量は今年上半期段階で、2024年末から約29%増加して9491万キロワットに達しました。中国は今後、先進的かつ実用的な技術装備の普及を加速させ、産業用グリーンマイクログリッド(環境負荷が少ない特定施設内で独立して運用される小規模電力網)の建設と応用を進め、企業や産業パークにおける省エネと脱炭素、コスト削減と効率向上の実現を図っていきます。

専門家は、中国のエネルギー貯蔵産業について、すでに「多様な技術が並行し、多様な場面と融合する新段階」に入ったと指摘しています。電源側と送電網側での大規模な蓄エネルギーであれ、ユーザー側の分散型蓄エネルギーであれ、電力網の柔軟性向上や再生可能エネルギーの効率的に消費・吸収の促進に重要な役割を果たすとともに、中国が掲げている2030年までに「カーボンピークアウト」、2060年までに「カーボンニュートラル」の達成を目指すという目標の実現に不可欠な力になっています。(提供/CRI

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