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井戸に落ちた40代の中国人女性が蛇にかまれて54時間後に救出されました。
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中国南東部の福建省晋江市で9月13日午前9時頃、48歳の覃さんが林の中を散歩中、誤って廃井戸に落ちてしまいました。彼女は両手で壁にしがみつき、井戸の底に閉じ込められて54時間後にようやく救出されました。
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覃さんが落ちた廃井戸の底には水が残っていましたが、泳ぎができた覃さんは頑張って頭を水面から出し、両手と両足で井戸の壁にしがみつきながら救出を待っていました。その間、何匹もの蛇が彼女の体に乗ってきましたが、蛇にかまれても動かずにじっとしていました。おなかがすいて、喉が渇くと冷たい井戸水を飲み、助かる希望を失わずにひたすら待ち続けました。
「何度も諦めて絶望しかけましたが、70代の母と80代の父がいて、娘も大学に入ったばかりなのにという思いを支えに54時間耐え続けた」と覃さんは語りました。
覃さんの息子さんとご主人は、林で行方不明になった覃さんを探しましたが、見つけられませんでした。晋江市瑞桐藍天緊急救援センターの責任者である杜暁航氏は9月15日午前9時頃、緊急の救助要請を受け、速やかに救助隊員を招集して現場へ駆けつけ、綿密な捜索を行いました。杜さんの話では、もう一人の隊員と2メートルほどの間隔を置いて捜索していたところ、かすかな声が聞こえ、廃井戸の底にいた覃さんを発見しました。隊員たちは覃さんを担架に固定して井戸から引き上げ、病院に搬送しました。
検査の結果、覃さんは左右のあばら骨を骨折しており、右腕は蛇にかまれていましたが、幸いなことに、毒蛇ではありませんでした。現在、覃さんは命に別状はなく、2〜3日様子を見てから退院できるとのことです。(提供/CRI)
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