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中国メディアの新週刊は17日、美容医療目的で週末に韓国に飛ぶのに中国のホワイトカラーが夢中になっているとする記事を配信した。資料写真。
中国メディアの新週刊は17日、美容医療目的で週末に韓国に飛ぶのに中国のホワイトカラーが夢中になっているとする記事を配信した。
記事によると、金曜日の仕事が終わると若者のグループが韓国に向けて飛び立つ。彼らは2日間でいくつもの美容医療を受け、日曜日の夜に赤くはれた顔で中国に帰って行く。その行程は一つ一つの施術の順番まで綿密に組み立てられていて、航空券の安さやビザ審査の通過率の高さ、中国国内の数分の一という施術料金、中国語対応、ワンベッド式のサービス、施術後のケアまで、「一度韓国へ飛んでみなければ、韓国が美を追求する中国人にどのような効率的ルートを用意しているか想像するのは難しいかもしれない」のだそうだ。
この記事では、上海在住の孟さんという30代の女性にスポットが当てられている。
7月初旬の土曜日の午前5時半。孟さんは自宅を出発して午前8時10分の飛行機に乗り、2時間余りで韓国の金浦国際空港に到着した。その後25時間のうちに、孟さんは明洞の二つのクリニックで施術を受け、ショッピングも楽しんで翌日の午後8時に上海に戻った。
行程をスムーズに終えるために孟さんは1カ月以上前から複数の施術の計画を立て始めた。施術費用は計1万元(約20万円)、往復の航空券は2000元(約4万円)で、同行者と割り勘したホテル代は500元(約1万円)だ。孟さんは、「同じ予算なら中国国内では二つの施術も受けられない。韓国なら旅行もついてくる」と話す。月曜日、孟さんはファンデーションで顔の赤みを消していつも通り出勤した。
一方、SNSには韓国からその日のうちに戻ってくる「弾丸美容医療ツアー」もシェアされていて、投稿者によると「こうした旅を可能にするための秘訣(ひけつ)は空港から近いクリニックを選ぶこと」。また、3カ月ごとにソウルを訪れて五つの施術を受けるという人や、1年に5回渡航して数十万元(10万元は約200万円)を使う人も見られる。
前述の孟さんは10年前、放送や司会について学ぶ大学3年生だった。自分の顔に欠点があると悩んだ孟さんは二重まぶたにする手術を受け、その半年後に恋愛を始めた。クラスで目立たなかった孟さんは「美しくなることには意味がある」と考え、その後さまざまな施術を受けて「美しくなったことによるリターン」を実感したという。
そんな孟さんは昨年5月に初めて韓国で美容医療の施術を受けた。きっかけはSNSで見た投稿だった。中には効果がなかったものもあったが、韓国では中国国内でまだ普及していない技術にも触れられ、費用面での魅力も大きい。
孟さんはすでに11月の週末の韓国行きの航空券とホテルの予約を終えており、今回の目的地は釜山だ。孟さんにとって「美しくなって自分を喜ばせることはすでに習慣になっている」という。(翻訳・編集/野谷)
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