「メイドインチャイナ」は危険商品の代名詞!中国政府は自己弁護でなく信頼回復に全力を―在米作家

Record China    2007年7月10日(火) 19時48分

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アメリカ在住の作家・薛涌氏はこのほど、南方報業紙にコラムを掲載し、中国政府は早急に「メイドインチャイナ」の信用を取り戻すため、実質的な策を講じるべきだと述べた。

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アメリカ在住の作家・薛涌氏は2007年7月9日、南方報業紙にコラムを掲載し、中国政府は早急に「メイドインチャイナ」の信用を取り戻すため、実質的な策を講じるべきだと述べた。コラムによると、アメリカでは連日、中国製品の危険性が報道されており、一部の商品がスーパーマーケットの棚から消え始めている。消費者は中国の食品に対しすでに信頼を失っており、些細なきっかけで輸入全面禁止を政府に要求しかねない雲行きである。

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薛氏の主張は以下の通り。中国政府は抗議するか報復することしか考えていないようだ。しかし、すでに自己弁護などしている場合ではない。今は「メイドインチャイナ」という表示がすでに危険商品の代名詞になっていることを自覚し、早急に商品の品質を確かなものにしていくことしか信頼回復の道は残されていない。言い換えれば、各省が産地を前面に打ち出し、安心のブランドを作り出すチャンスだともいえる。地域の特色を打ち出し、地方政府が企業を監視する体制を整えればよい。

中国製品の安全性はあたかも国際問題のように語られているが、実は深刻な国内問題である。企業の無責任な汚染が住民の健康を害していることに目を向けなければならない。環境を犠牲にしてGNPを伸ばす時代はもう終わったのである。(翻訳・編集/WF)

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