中国メディアの観察者網によると、重慶理工大学は16日、同大の男子留学生と国内女子学生が同じ寮に住んでいるとの情報がインターネット上で拡散したことについて状況を説明した。

それによると、同大は今年度、37カ国から300人弱の留学生を受け入れることになっていて、15日に留学生が続々と到着した。今年度の男子留学生は16号学生寮に入居することになっているが、一部の家具がそろっていないことから、到着した男子留学生のうち30人を一時的に6号学生寮の空き階となっていた2〜4階に入居させた。5〜8階に女子学生が入居していることを踏まえ、学校側はエレベーターの厳格な管理や専任者の配置、階層別管理などを行い、16日午後7時までに6号学生寮に一時的に入居していた男子留学生全員を16号学生寮に移動させたという。

同大は、「教育秩序は正常に戻っている」とした上で、「今回のことで他の学生の生活に不便をもたらしたことを深くおわびします」とした。（翻訳・編集/柳川）