「独裁国家における愛国は必ずしも正しくない」の主張に、賛否両論のコメント―中国ネット

Record China    2014年10月22日(水) 8時0分

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20日、ある中国人経済学者が「愛国賊」という言葉がネット上でよく使われることについて、自身の意見を中国版ツイッターに掲載し、賛否両論のコメントが集まっている。資料写真。

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2014年10月20日、江蘇省南京市出身の中国人経済学者・茅于軾(マオ・ユーシー)氏が「愛国賊」(愛国心をかざして国の利益を害する人)という言葉がネット上でよく使われることについて、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、自身の意見を述べた。

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茅氏は、「国民の利益を顧みなければ、『愛国』は『愛国賊』になってしまう。例えば第2次世界大戦以前の日本は軍国主義の独裁国家だったが、侵略戦争を起こしたのは政治家の野心を満たすためで、国民の利益に反していた。独裁国家における愛国は必ずしも正しくない」と指摘している。

この記事に中国人ネットユーザーのコメントが集まっている。

「その通りだ」

「よくぞ言った。あなたを支持する」

「国を憂い、民を憂う。あなたは本当の愛国者だ」

「愛国を自称している人が愛しているのは国ではなく、自分の利益だけ」

「売国賊が自己正当化し始めたぞ」

「愛国がだめというなら、われわれはどうすればいいと?」

「愛国かそうでないかはともかく、あなたは裏切り者だ」

「財産や家族が海外にあるかどうかを、愛国の基準にすればいい」

「国を愛することと政府を愛するのはまったく別だ」

「愛国の本質は国民を愛すること。国民がみんな奴隷のようなら、それは国家ではない」(翻訳・編集/岡田)

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