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中国のSNS・小紅書(RED)に15日、「ごみを捨てる時に見かけた」と題する在日中国人の投稿があり、反響が寄せられている。資料写真。
中国のSNS・小紅書(RED)に15日、「ごみを捨てる時に見かけた」と題する在日中国人の投稿があり、反響が寄せられている。
投稿者は「1週間にごみを捨てられるのは2日だけで、ごみは分別して決められた時間に出さないといけない。さっき下のごみ置き場でこのごみを見かけた」とし、2枚の写真をアップした。写真には、ごみ置き場に出されたごみ袋の一つに「暑い中ご苦労様です。ありがとうございます」と書かれた紙が袋の内側に張り付けてあるのが写っている。ごみを回収する作業員へ向けたメッセージだ。
投稿者は「日本に数カ月間滞在したことで、(自分は)こうした善意を理解できるようになったのかもしれない。善意の源は、間違いなく自分も善意を受けたことだ。そして多くの人が善意を保てるのは、社会が十分な公平さでもってみんなを支えているからに違いない。そうでなければ誰もが不安に駆られて互いに生存空間を奪い合うばかりで、人を気遣う余裕などあるはずがない」とした。
そして、「いずれにせよ、ごみ捨てで日本人に驚かされるとは思ってもみなかった。新しい発見というのは本当に至るところにあるものだ」と感嘆した。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「心温まるね」「文明社会の体現だ」「他者の仕事に対するリスペクト」「これが正常な社会のあるべき姿。感謝、思いやり、善意」「日本のほとんどの人はとても善意がある。毎回、(中国に)帰国するたびにギャップが大きくて(涙)」「本当にそう。自分が善意を受けると、次の人に伝えていこうという気になる」「これ本当に良い!こうやって善意を伝えていけば世界はきっともっと素晴らしくなる」といった声が上がった。
一方で、中には「偽善」「紙の無駄遣いとしか思えない」といった批判的な声もあったが、「皮肉を言っているやつはデリバリーの配達員やごみを拾ってくれている人たちに『お疲れさま』とひと声でもかけたことがあるのか?」との指摘が寄せられ、多くの共感を集めている。(翻訳・編集/北田)
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