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15日、韓国・マネートゥデイは「ここは本当に日本?。辛ラーメンを食べてチャミスルを飲む『韓国は憧れの対象』」と題した記事を掲載した。
2025年9月15日、韓国・マネートゥデイは「ここは本当に日本?。辛ラーメンを食べてチャミスルを飲む『韓国は憧れの対象』」と題した記事を掲載し、日本の若者たちが「K-イニシアチブ(initiative、主導権)」に染まっていると伝えた。
日本ではドラマ、アイドル、SNSコンテンツ、インフルエンサーなどを通じて韓流に接することができる。記事は日本人と外国人観光客でにぎわう東京・渋谷で若者に取材。「ファッションアイテムやコスメは韓国ブランドを愛用していて、韓国製品なら悩まず買う。大学卒業後は韓国のアパレル会社に就職したい」(21歳女性)、「TikTokで韓国アイドルの動画をよく見ている。韓国コンテンツやファッションは洗煉されている」(23歳男性)といった声を紹介している。
あるファッション業界関係者は「マンドゥといえばbibigo、辛いラーメンといえば辛ラーメン、焼酎といえばチャミスル、というのが日常になった」「韓国は憧れの対象となっている。グルメ、ファッション、コスメも日本の若者に浸透しトレンドをリードしている」と話す。かつでドラマがきっかけで始まった韓流は、いまやブームの域を超え、コンテンツ、飲食、ファッション、ビューティーなど日常のなかの多彩な領域に浸透しているという。
「韓流が主流の文化になると、日本の企業も先を争うようにして類似製品を出すようになった」と記事は伝えている。「農心の辛ラーメンが日本に辛いラーメン市場を築き、日本の日清も後に続いて辛いラーメンを発売した」「韓国料理がメジャーになると、専門店まで行かなくとも町の飲食店で韓国料理を出すようになった」などと紹介。こうした現状について、「韓国製品をまねた製品が登場すれば市場規模も大きくなる。韓国企業にとってはむしろ歓迎すべき状況」だとしている。
韓国の食品、ファッション、ビューティー企業はK-イニシアチブの流れを追い風に、日本国内で勢力を拡大していく考えだ。日本に生産拠点を設け、正規ショップを出店し、流通チャンネルを広げていく。bibigoブランドのCJ第一製糖は千葉県木更津市にマンドゥ工場を設立した。昨年9月には、東京・新橋に「bibigo Market」をオープンさせている。レストランで食事し、製品も購入できる複合型ショップで、グローバル1号店となる。同社は日本を「K-food拡散の中核国」と見て、攻略に力を入れているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国は日本ブームに染まってるしね」「いい現象だと思う」「韓国は繁華街に行くと居酒屋、ラーメン、うどん、とんかつ屋と、日本料理の店だらけだよ」「お互いの長所を交換し合って仲良く過ごせばいい。両国とも、政治的に利用しようとする悪いやつらには気を付けて」「とはいっても少数の人の話でしょ」「いろいろなカルチャーがあって、その中の一つというだけ」「まるで日本全体がそうであるかのように大げさに書いた記事」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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