退役軍人事務部によると、中国遼寧省瀋陽市で9月12日午前、在韓中国人民志願軍烈士の第12次遺骨迎接式典が執り行われました。30人の烈士の遺骨と関連する遺品267点が、中国空軍の専用機によって韓国から祖国に迎えられ、瀋陽まで移送されました。

烈士の遺骨や遺品を運ぶ専用機として使用された空軍の「運–20（Y–20）」輸送機は12日午前10時57分に遼寧省の瀋陽桃仙国際空港に到着しました。11時25分には在韓中国人民志願軍烈士の第12次遺骨迎接式典が始まり、現場は厳かな雰囲気に包まれました。現場では、五星紅旗が覆われた、志願軍烈士の遺骨を収めた棺に対し、現場の全員が、3回にわたり頭を深く下げる三鞠躬礼を行い、先烈たちへの深い追悼を表しました。

志願軍烈士の遺骨は式典終了後、70台の警察用オートバイで構成された警察の騎警隊によって瀋陽抗美援朝烈士陵園まで運ばれました。

9月13日午前10時には、在韓中国人民志願軍烈士の第12次遺骨埋葬式が同陵園の中国人民志願軍烈士記念広場で行われます。（提供/CRI）