世界最大の氷山「A23a」が再分裂、面積が一度に約20%減少

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ロシア北極南極研究所は世界最大の氷山「A23a」の新たな大規模な分裂が発生し、面積が一度に約20%減少したと発表しました。

ロシア北極南極研究所は9月11日、世界最大の氷山「A23a」の新たな大規模な分裂が発生し、面積が一度に約20%減少したと発表しました。現在も1400平方キロメートル以上の面積を維持しており、世界最大の氷山としての地位は変わっていません。

同研究所の氷河水文気象情報センター主任専門家であるポリーナ・ソロシュク氏によると、ここ数週間で、A23aから総面積800平方キロメートル以上に及ぶ四つの大型氷塊が分離しました。巨大氷山A23aは現在、北上を続けており、分離した一部の氷塊は南西方向へ移動しています。これらは十分な大きさがあるため船舶レーダーで探知可能で、航行への危険性は低いとされています。

同研究所の発表によると、A23aは1986年に南極のフィルヒナー・ロンネ棚氷から分離したもので、当初の面積は4170平方キロメートルに達していました。その後、ウェッデル海の浅瀬で30年以上にわたって座礁した状態でしたが、近年になって南極海岸沿いに漂流を開始し、2025年初頭にサウスジョージア島周辺海域に到達しました。1月から5月にかけて再び座礁した後、島周辺で漂流を続けています。

現在A23aはサウスジョージア島の北約130キロメートルに位置しており、北上を続けながら風と海流の影響を受けつつ、さらなる分解が進むものとみられています。(提供/CRI

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