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11日、香港メディア・香港01は、中国政府が衛生・健康事業の成果を発表する中で、新薬の研究開発規模が世界第2位になったことを明らかにしたと報じた。
2025年9月11日、香港メディア・香港01は、中国政府が衛生・健康事業の成果を発表する中で、新薬の研究開発規模が世界第2位になったことを明らかにしたと報じた。
記事は、中国国務院新聞弁公室が11日に記者会見を実施し、2021〜25年の「第14次5カ年計画」における衛生・健康事業の成果を発表したと伝え、その内容を紹介している。
発表内容によると、中国の平均寿命は昨年時点で79歳に達し、20年から1.1歳伸びた。中高所得国53カ国の中では4位、G20の中では10位に位置し、高所得国21カ国の平均寿命をも上回った。北京、天津、上海の3直轄市と、山東、江蘇、浙江、広東、海南の5省では平均寿命が80歳を超えており、妊産婦死亡率、乳児死亡率も継続的に改善しているという。
また、中国で研究開発中の新薬数は世界の20%以上を占めており、世界第2位に躍進。スゲマリマブ、エンサルチニブ、グメチニブなど多くの国産創薬が承認・発売されており、中でも抗がん剤のゼブルチニブは、すでに複数の国で承認されている。
発表ではさらに、昨年末時点で中国全土の医療衛生機関は109万カ所以上、医療従事者は1578万人に達し、住民の90%以上が15分以内に最寄りの医療機関にアクセス可能となっているほか、基本医療保険の加入者は13億人以上に達し、加入率は約95%を維持していることにも言及。国民全体の健康を支える基本医療体制の整備が一層進んだことをアピールした。(編集・翻訳/川尻)
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