中国の耕地面積は2024年末時点で19.4億ムーに―中国メディア

人民網日本語版    
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中国の耕地面積は2024年末時点で19億4000万ムーに達した。写真は蘇州。

中国国務院新聞弁公室は10日に開いた「第14次五カ年計画(2021‐25年)の質の高い達成」をテーマにしたシリーズ記者会見で、ここ5年間の自然資源事業における質の高い発展と成果を紹介した。

中国は調査・モニタリングを継続的に展開し、自然資源の規模が確実に拡大している。24年末の時点で、中国全土の耕地面積は19億4000万ムー(1ムーは約6.7アール)に達し、20年に比べて2800万ムー増え、耕地保護のレッドラインがしっかりと守られている。

また、資源の埋蔵量がはっきりと分かっている163種類の鉱産物の規模、分布、開発・利用状況を徹底的に調査し、大・中型の石油・ガス田、鉱産物の埋蔵地534カ所が新たに発見され、石油・ガス、銅、リチウムといった戦略的鉱産物資源の調査・開発が画期的な成果を上げている。

さらに大陸の自然海岸線の保有率は35%以上を維持している。海洋エネルギーや海洋生物からの創薬、生物学的製剤、海水淡水化、総合利用といった戦略的新興産業が順調に発展している。24年の海洋総生産額は10兆5000億元(約210兆円)で、20年に比べて2兆7000万元(約54兆円)増加した。

そして水資源の総量は3兆1100億立方メートルで、そのうちの8679億2000万立方メートルが地下水資源となっている。

林地、草地、湿地、砂漠化した土地の面積はそれぞれ、42億5300万ムー、39億1200万ムー、8億3400万ムー、25億900万ムーとなっている。森林率は25.09%に達し、2020年と比べて約2ポイント上昇した。中国は世界において緑が増える速度が最も早い国となっている。森林蓄積量は209億8800万立方メートルで、気候変動に対応するべく、中国が30年をめどに制定していた目標を前倒しで達成した。

第一陣の国家公園が5カ所設置され、陸域の国家重点保護野生動植物に指定されている動植物の種類約30%をカバーしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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