10歳女児が「48時間以内に私を見つけてみなさい」と警察に挑戦状、2時間後に発見―中国

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10日、香港メディア・香港01は、中国で10歳の女児が警察に「48時間以内に私を見つけて」と挑戦状を出す騒ぎがあったことを報じた。

2025年9月10日、香港メディア・香港01は、中国で10歳の女児が警察に「48時間以内に私を見つけて」と挑戦状を出す騒ぎがあったことを報じた。

記事によると、浙江省寧波市で6日、刑事ものの本が好きで法医学者になるのが夢だという10歳の少女、胡(フー)さんが日記に「48時間以内に私を見つけて」という警察に対する挑戦状を残して家出した。駆け付けた警察官が部屋を調べると、開かれた日記帳に「警察のお兄さん、お姉さんへ。私がなぜ家出したか分からないでしょう。あなたたちが私を見つけられるか試してみたい」と書かれていた。

警察がドローンを投入して周辺地域の捜索を開始し、通報から2時間後にドローンのサーマルカメラが少女の自宅から数百メートル離れた場所にかすかな熱源信号をキャッチ。警察官が熱源に近づくと泣き声が聞こえ、胡さんの名前を優しく呼ぶと、少女がよろめきながら出てきて警察官の胸に飛び込み「おじさん、ごめんなさい。ここ、すごく暗くて怖かった」と大声で泣き出したという。

警察官は胡さんをなだめた後、「警察の仕事はみんなの安全を守るためで、ゲームで遊ぶためのものではない」と優しく諭すとともに「君はとても賢いから、しっかり勉強して将来は優秀な警察官になってほしい」と激励。胡さんは母親とともに警察官に謝罪し、これからはしっかり勉強すると約束したとのことだ。

警察当局は「警察の業務は公共の安全資源に関わるものであり、好奇心から虚偽の通報をしたり、危険な行為を真似したりしないように」と注意を促すとともに、保護者に対しても子どもの安全や法治に関する教育を徹底するよう呼び掛けた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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