11日に配信をスタートするチョン・イー（成毅）主演の中国時代劇ドラマ「赴山海」が60社を超えるスポンサー企業を集めた。

今春以降、何度も配信のうわさが流れていた「赴山海」が、いよいよ11日から愛奇芸（iQIYI）と騰訊視頻（テンセントビデオ）で配信をスタートする。ニュースサイトの網易（Net Ease）などの報道によると、「赴山海」の広告数は10日時点で公表されているだけで58件、スポンサー企業数は60社を超えた。

5月に放送・配信されたシャオ・ジャン（肖戦）主演「蔵海伝」は約30社のスポンサー企業を集め、広告枠は15秒で900万元（約1億8600万円）と報じられた。この数字と照らし合わせて「赴山海」の広告収入を計算すると、これだけで製作コストを十分に回収できる数字になる。「赴山海」は視聴予約数でも「蔵海伝」の900万人を上回り、すでに1100万人に達した。

「赴山海」は2023年の人気作品「蓮花楼」以来、チョン・イーの2年ぶりとなる時代劇ドラマ。チョン・イーの主演作は現在、「英雄志」「狐妖小紅娘・王権篇」「長安二十四計」と3作品が配信待機中。また、最新の時代劇ドラマ「両京十五日」でケニー・リン（林更新）とのダブル主演の可能性も報じられている。（Mathilda）