【CRI時評】「大BRICS協力」が深まるほど、課題への対応意欲は高まる

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世界は百年の変局の進行が加速し、覇権主義・一国主義・保護主義が台頭している。

現在、世界は百年の変局の進行が加速し、覇権主義・一国主義・保護主義が台頭している。こうした状況の中、中国の習近平国家主席はBRICS首脳サミットにおいて「大BRICS協力」の推進と人類運命共同体の構築に向けて、「多国間主義の堅持と国際的公正・正義の擁護」「開放・ウィンウィンの堅持と国際経済・貿易秩序の維持」「団結・協力の堅持と共に発展する力の結集」の三つを提案し、強調した。

出席した各国首脳は、BRICS諸国が団結と協調を強化し、共に危機や課題に立ち向かうべきだと表明するとともに、習主席の提案したグローバルガバナンスイニシアチブは核心を突いており、国際秩序の改善に向けた方向性と道筋を示していると評価した。

習主席の提案の重要な意義は、現在の国際情勢を見ればより深く理解することができる。グローバルサウスの中核的存在として、BRICS協力メカニズムは2006年の発足以来、広範な発展途上国に恩恵をもたらし、国際社会において積極的・安定的・建設的な力となってきた。だが現在、一国主義や力による威圧と干渉が再び台頭し、一部の国が貿易戦争や関税戦争を次々と仕掛け、世界経済に深刻な打撃を与え、国際貿易ルールを著しく損なっている。必然的に、BRICS諸国の発展も影響を受けざるを得ない。

このような激動の時代、歴史の転換点において、習主席の「BRICS諸国の協力が緊密であればあるほど、外部のリスクや課題に対する自信も深まり、対応策も増え、成果もより確かなものとなる」という言葉は力強く響き、BRICS協力の意義と可能性に対する信頼を大きく後押しした。

多国間主義は平和と発展のよりどころである。一国主義や力による威圧と干渉に直面する中、BRICS諸国には連携して、国連を中心とする国際体制と国際法に基づく秩序を守り、グローバルサウス諸国の代表性と発言力を高め、多国間主義の基盤を強化する責任がある。

中国は世界最大の発展途上国として、常に多国間主義の揺るぎない擁護者であり、習主席が最近提案したグローバルガバナンス構想は、より公正かつ合理的な国際秩序の構築に向けた最新の方策である。

世界第2位の経済大国として、中国は高いレベルの対外開放を継続している。最近開催された国際投資貿易商談会、国際サービス貿易交易会、そして11月に予定されている国際輸入博覧会などを通じて、中国はBRICS諸国が開放の中で機会を共有し、ウィンウィンの関係となることを後押ししている。そしてまた、開かれた世界経済の構築を推進することで、より多くのグローバルサウス諸国が公平に国際協力に参画し、発展の成果を分かち合えるようにしている。

真価は火にかけてこそ輝く。20年近い鍛錬を経て、BRICSは本物の風格を備えた確かな存在となった。未来を見据え、BRICS諸国が責任ある行動をとり、互いに支え合いながらグローバルガバナンス構想を実践していくことで、変動する国際社会の試練に耐え、「平和なBRICS」「革新的なBRICS」「グリーンなBRICS」「公正なBRICS」「文化・人文のBRICS」という目標に向かって着実に前進し、世界の平和と発展により大きな「BRICSの力」を注入することができるだろう。(提供/CRI

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