拡大
中国の電池大手、寧徳時代新能源科技は欧州市場での拡大に向け、ハンガリー東部デブレツェンに73億ユーロを投じた新工場を建設中で、2026年初頭の稼働を目指しています。
中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は欧州市場での拡大に向け、ハンガリー東部デブレツェンに73億ユーロ(約1兆2700億円)を投じた新工場を建設中で、2026年初頭の稼働を目指しています。欧州区総経理の沈琦氏はロイター通信の取材に対し、「年末から来年初めには生産を開始したい」と述べたとのことです。
この工場は年間100ギガワット時の生産能力を有し、約9000人を雇用する予定です。規模はドイツ・テューリンゲン州の既存拠点を大きく上回り、BMW、ステランティス、フォルクスワーゲンなど欧州の主要自動車メーカーへの電池供給を担います。欧州では電気自動車(EV)需要の伸びに波があるものの、沈氏は「全体的な成長傾向は揺るがない」と強調しました。
寧徳時代は今年5月に香港で上場し、46億ドル(約6810億円)を調達しました。その一部がハンガリー工場の建設資金に充てられています。SNEリサーチによると、2024年の世界EV用電池市場で同社のシェアは38%に達し、前年の36%から拡大しました。
同社は9月9日に開幕するミュンヘンモーターショー(IAAモビリティ)にも主要企業として参加予定です。欧州メーカーが電動化の加速を図る中、寧徳時代の電池供給網はますます重要性を増しており、今回の大規模投資は欧州のEV市場を支える基盤として、同社のグローバル戦略上も重要な意味を持ちます。(提供/CRI)
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