習近平国家主席は9月9日午前、北京市内の人民大会堂でポルトガルのルイス・モンテネグロ首相と会談しました。

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習主席は、「中国とポルトガルはいずれも歴史の長い国であり、両国の国民はいずれも開放と包容、進取性と自主性の精神的特質を備えている。両国は友好的な協議を通じてマカオ問題を適切に解決した」と過去を振り返りました。また、「今年は中国とポルトガルの全面的戦略パートナーシップ樹立20周年に当たる。中国はポルトガルと戦略的意思疎通を強化し、二国間関係の正しい方向を把握し、両国の関係をより良くすることを望んでいる」と述べました。さらに、「双方は発展戦略の連携を深化させ、イノベーション、グリーン、海洋、医薬などの分野での実務協力を拡大し、マカオの独特の橋渡し役を生かし、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムなどのメカニズムを活用し、より高いレベルの互恵ウィンウィンを実現しなければならない」との考えを示しました。

モンテネグロ首相は、「過去25年間にマカオの成功した実践は、ポルトガル政府が当時、正しい決定を下したことを十分に証明している。ポルトガルは引き続き一つの中国政策を堅持し、ポルトガル経済が最も困難な時期に中国から提供された貴重な支援を忘れることはない」と述べました。また、「中国は国際事務において極めて重要な役割を果たしており、ポルトガルは習主席が提起したグローバルガバナンスイニシアチブに含まれる重要な理念に賛同し、多国間主義を共同で守ることを願っており、中国がグローバルガバナンスシステムの整備により大きく貢献することを期待している」と表明しました。（提供/CRI）