中国の女優辛芷蕾、第82回ベネチア映画祭最優秀女優賞を受賞

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中国の女優辛芷蕾が第82回ベネチア映画祭最優秀女優賞を受賞しました。

第82回ベネチア国際映画祭は9月6日夜、コンペティション部門の受賞作を発表し、中国の女優、辛芷蕾(シン・ジーレイ)が映画「日掛中天(The Sun Rises on Us All)」での演技が評価され、最優秀女優賞を受賞しました。「秋菊の物語」を主演した鞏俐(1992年)や、「桃さんの幸せ」を主演した葉徳嫻(2011年)に続いて「ヴォルピ杯」を手にした3人目の中国の女優となりました。

「日掛中天」は蔡尚君監督作品で、辛芷蕾や張頌文、馮紹峰らが共演しました。かつての恋人同士が別れて数年後に中国南部の小さな町で再会しますが、運命に翻弄(ほんろう)され悲劇に至る物語です。広東省の多くの都市がロケ地となり、独特の嶺南文化(広東などを中心とする中国南方地区の文化)の風情を描いています。

辛芷蕾は受賞スピーチで、中国の女優としてこの舞台に立つことができたことを誇りに思うと述べ、「10年以上前、女優になったばかりの頃、いつか世界の舞台に立ち、国際的なスターになることを夢見ていた。しかし当時は多くの嘲笑を受けた」と振り返り、「夢があれば、大胆に考え大胆に行動し、夢がかなう日が来るかもしれない。このことをすべての女子に伝えたい」と述べました。

イタリアのベネチア国際映画祭は1932年に創設され、フランスのカンヌ国際映画祭、ドイツのベルリン国際映画祭と並び欧州3大国際映画祭と呼ばれています。(提供/CRI

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