日本の不動産をタダ同然で購入する外国人増加、日本人が5大リスクを指摘―台湾メディア

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7日、台湾メディアETtodayは、外国人が日本の不動産を購入する際の五つのリスクを紹介した。

2025年9月7日、台湾メディアETtodayは、外国人が日本の不動産を購入する際のリスクを紹介した。

記事は、円安を背景として極めて安価な住宅・土地の購入を考慮する外国人が増えており、中には無料で取得する人までいると紹介する一方で、台湾在住の日本人ライター「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」は、価格だけを見て購入すると後悔する恐れがあると警鐘を鳴らし、五つの重大なリスクを提示していると伝えた。

それによると、1点目は法規制と修繕問題で、日本の建築安全基準の強化により、古い家屋は改築が困難で修繕さえ禁止される場合があり、結果として「居住も処分もできない建築の残骸」を購入する危険性があると指摘した。

2点目は重い税金で、固定資産税の負担が思ったよりも大きい上、特に安全ではないと判定された建物は、税金が最大6倍まで跳ね上がる可能性があることを説明した。

3点目は気候の問題で、古い家屋は断熱改修がなされていないために夏は蒸し暑く、冬は極寒な場合が多いと指摘した上で、日本の気候に不慣れな外国人にとって、居住環境は非常に劣悪になる可能性が高いと伝えた。

4点目は地域コミュニティーへの参加問題に言及。地方のコミュニティーは保守的かつ閉鎖的であり、祭りや清掃日、消防団などの地域活動に積極的に参加する意思がない場合、「よそ者」として排斥されて孤立した生活を強いられるリスクがあると指摘した。

5点目は投資価値の欠如を挙げ、一部の大都市を除き、日本の地方では不動産価格上昇の見込みはほとんどないと説明。「古民家改修でもうかる」という話はYouTuberらの夢物語に過ぎず、一般の投資家が当てにできる話ではないと論じた。

記事は最後に「日本人のおじさん」が、日本不動産の購入自体は否定しないものの、「無料でも誰も欲しがらないものには理由がある」と指摘し、信頼できる人物の助言を得て、十分な評価と調査を経た上で不動産を手に入れるべきだとアドバイスしたことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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