中国国家知的財産権局は9月5日、中国では2024年、社会全体で費やされた研究開発（R＆D）経費が前年比8．3％増の3兆6000億元（約74兆4000億円）に達したと発表しました。この数字は世界第2位であり、欧州連合（EU）の平均水準を2．68％上回りました。

また、今年6月末までに、中国国内の有効な発明特許の総数が延べ501万件に達しました。有効な発明特許を持つ企業は52万4000社で、保有する有効な発明特許は372万7000件に達しました。一方で、大学や科学研究機関は産業の需要に導かれて、特許の実用化を加速しています。特許の実用化特別キャンペーンが始まって以来、特許譲渡許可の手続きの申請件数は延べ12万7000件に達し、数多くの高い価値を有する特許がハイエンド化、スマート化、グリーン化の応用シーンで実用されるようになりました。

知的財産権に関する法律や法規はますます整備され、保護システムがより健全化されています。2024年の中国の知的財産権保護に対する社会における満足度は過去最高の82．36点に達しました。（提供/CRI）