電動自転車の新基準「悲喜こもごも」―中国メディア

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中国メディアの経済観察網は5日、電動自転車の新基準について「悲喜こもごも」だとする記事を掲載した。

中国メディアの経済観察網は5日、電動自転車の新基準について「悲喜こもごも」だとする記事を掲載した。

記事はまず、中国で電動自転車の新たな国家基準が1日に施行され、最高速度を時速25キロとしたほか、火災時のリスク軽減を目的として車体に使用されるプラスチックの割合を全体の5.5%以下に制限することや、リチウム電池と充電器は3C認証を取得したものでなければならないことなどが求められ、基準を満たしていない自転車の販売には11月30日までの猶予期間が設けられることを紹介した。

その上で、悲喜こもごもの「喜」については、消費者にとって車両の安全性が強制的な基準によって保証されるようになり、個人の判断に頼らなくて済むようになったことを挙げた。また、業界レベルでは、基準の引き上げはトップ企業に戦略的なチャンスをもたらすことが歴史の経験によって示されているとし、これら企業は市場での主導権を握るため研究開発能力と資本の優位性を生かして迅速に対応することから、市場シェアのトップ企業への集中が加速すると伝えた。

「悲」については、3カ月の猶予期間は業界の生産・販売チェーンにとって厳しい試練となるとし、中小企業は11月30日までに大量の旧基準在庫を処分しなければならないという大きなプレッシャーを受けることになると伝えた。他方、消費者にとっては新基準による製造コストの上昇に伴う販売価格の上昇に直面することになるだろうとした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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