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中国国家市場監督管理総局は「小中学生向け昼寝用机と椅子の通用技術要求」についての国家標準を承認し、発表しました。
中国国家市場監督管理総局は9月2日、「小中学生向け昼寝用机と椅子の通用技術要求」についての国家標準を承認し、発表しました。同標準は来年2月1日に正式施行されます。
中国の小中学校では生徒が昼休みに一斉に昼寝をすることが多く、現在ではリクライニング機能などを備えて体を快適に休められる机と椅子が多くの学校に導入されるようになりました。この標準では、折りたたみ式の昼休み用机椅子について、設計から生産、使用までの全工程についての明確な基準が初めて定められました。
このような机と椅子の最大の特徴は「変形機能」です。授業中は標準的な机と椅子として機能し、昼休みになれば簡単に形を変えて、生徒が快適に横になって休むことができるようになります。
中国南東部の福建省泉州市内の東星実験小学校では、生徒たちがノブを回すだけで、椅子の背もたれが倒れて、逆に足乗せがせり上がり、昼寝用のベッドに変わります。高学年向けの昼寝用机と椅子では、後ろの列の机を背もたれの一部にすることもでき、教室はすぐに昼寝が可能な「臨時宿舎」になります。
国家標準の策定に参加したある企業の責任者である陳超峰氏は、この新型の机と椅子は、横になって寝ることのできる機能が追加されたため、構造や部品が従来の机と椅子よりも複雑になっていると説明しました。新しい国家標準はそのため、従来の机と椅子についての基準に、新たな機能と部品についての基準を追加したとのことです。
中国教育科学研究院の儲朝暉研究員は、この国家標準を打ち出したことは、学校の机と椅子が将来、昼寝用に使える製品にすべて置き換えられることを意味するわけではなく、各地域は実際の状況に基づいてこの新型の机と椅子を採用するかどうかを決められると説明しました。(提供/CRI)
華流
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