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中国企業が人型ロボットで世界最大の受注を獲得しました。写真は優必選(UBTECH)のWalkerシリーズの人型ロボット。
中国広東省深セン市の優必選科技(UBTECH)は9月3日夜、公式アカウントを通じて、同社が2億5000万元(約52億円)規模のエンボディドAI人型ロボットの購入契約を獲得し、世界の人型ロボットにおける単一契約金額の過去最高記録を更新したと発表しました。
関係者によると、今回の契約は中国の有名企業からの発注で、エンボディドAI人型ロボットの製品およびソリューションを含みます。これにより、7月に同社が獲得した約1億元(約20億円)当時世界最大の記録を大幅に上回りました。契約の中心となるのは自律型ホットスワップ給電システムを備えた人型ロボット「Walker S2」で、UBTECHは年内の納入開始を予定しています。
現在までに、UBTECHのWalkerシリーズ人型ロボットの受注総額は約4億元(約83億円)に達しています。
今年7月に発表された新型「Walker S2」は、世界で初めて自律給電技術を搭載したほか、7日間の連続運転が可能です。現在までに、比亜迪(BYD)や吉利汽車(ジーリー)、フォックスコンのような新エネルギー自動車メーカー、3C製品(コンピューター、通信、およびコンシューマー・エレクトロニクス)製造、スマート物流企業などで実証導入が進められています。
周剣・UBTECH創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「当社の人型ロボットは自動車産業に加え、3C製造、大型設備、先端半導体製造、航空宇宙など幅広い分野へ顧客層を拡大している」と説明しました。さらに、「今年中に産業用人型ロボット500台以上の納入を見込んでおり、年間生産能力は1000台を超える見込みだ」と述べています。(提供/CRI)
華流
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