セルビアのブチッチ大統領は9月4日、北京市内で中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の単独インタビューを受け、9月3日に行われた中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典について、習主席が演説で伝えた政治メッセージはまさに今日の世界に必要なものとの考えを示しました。

ブチッチ大統領は「9月3日の記念式典は実に感動的だった。習主席が伝えた、平和と正義を強調し、世界の安定と安寧を守ることを堅持するという政治メッセージは特に重要であり、まさに今日の世界に必要な理念であり、世界の誰もが習主席が強調した内容を支持すると信じる」と述べました。

大統領はさらに「私たちは世界各地で第二次世界大戦の歴史の事実を改ざんしようとする数多くの悪質な行為を目にしてきた。歴史を忘れさせようとした勢力の人々もいた。彼らは独自の言い分に固執し、いわゆる『平行する真実』を作り出そうとしてきた。しかし、それらは決して『真の真実』ではない。9月4日に北京で習主席と交流した時、私は習主席の確固たる姿勢を確認した。習主席は決してこのような状況を許さない、一方で、第二次世界大戦中の中国の勇敢な抗戦を常に誇りに思っている。我々は、かつて我々の国に対して侵略を行った人々が白黒を逆転し、事実を歪曲することを許してはならない。だからこそ、教材を作成し、そうした内容を教育システムに組み込んでいく必要がある。今後とも、それについては交流を強化せねばならない」と強調しました。（提供/CRI）