中国の習近平国家主席は9月5日、重慶で開幕した2025年世界スマート産業博覧会に祝賀メッセージを送りました。

習主席は祝賀メッセージの中で、「現在、人工知能（AI）技術は急速に進展し、人々の生産と生活様式を大きく変え、世界の産業構造を再構築している」と指摘したうえで、中国はAIの発展とガバナンスを高度に重視し、AIの技術革新と産業革新の深い融合を積極的に推進し、AIを通じて経済と社会の質の高い発展を促し、国民の生活の質の向上を後押ししていると表明しました。

習主席はまた、AIは全人類に幸福をもたらす国際公共財であるべきだとし、中国は世界各国とAI分野の国際協力を幅広く展開し、発展戦略、ガバナンスルール、技術基準などに関する協議と協調を強め、スマート産業の健全で盛んな発展を促し、インテリジェンスの成果が各国国民によりよく恩恵をもたらすようにしたいと考えていると強調しました。

2025年世界スマート産業博覧会は5日に、重慶市で始まりました。この大会は重慶市人民政府と天津市人民政府の共催によって開かれ、「AIプラス」と「コネクテッド新エネルギー車」をテーマとしています。（提供/CRI）