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3日午前に行われた軍事パレードの最後には、平和の象徴であるハト8万羽が空に放たれたほか、カラフルな風船が空を舞った。
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3日午前に行われた軍事パレードの最後には、平和の象徴であるハト8万羽が空に放たれたほか、カラフルな風船が空を舞った。
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北京市伝書鳩協会の孫鵬(スン・ポン)秘書長によると、健康状態に優れ、しっかりした体つきのハト8万羽はいずれも北京市の伝書鳩協会の会員から提供された。会員は2日午後からハトを連れて東城区や西城区、豊台区、房山区などの10区から出発し、各区の受付ポイントに行き、ハトを引き渡した。その後、それぞれの区の伝書鳩協会が1羽ずつチェックした上で、全てのハトをトラック12台に分乗させた。そして一夜明け、軍事パレードの最後に一斉に空に放たれた。
ハトを待機させていたトラックには換気扇のほか、いつでも水が飲めるように水入れが用意されており、ハトが優れたコンディションをキープできるよう細部にまで注意が行き届いた設計が施された。
トラックを駐車する場所にも工夫が凝らされていた。孫秘書長は、「ハトは飛んでいる途中に障害物に出くわすとUターンする。その習性を利用して、広場の上空でハトが旋回する状態を作り出すことができる。例えば、トラックで待機させているのが北京東部の通州区から連れてきたハトの場合、そのトラックは広場の西側に駐車するように手配した。すると、ハトは放たれると東に向かって飛ぼうとするが、西から飛んできたハトと出くわすとUターンし、全てのハトが上空で旋回する状態になる」とした。
北京市石景山区の王啓来(ワン・チーライ)さんが飼っているハトは、天安門広場で空に放たれた約15分後には王さんのもとに戻ってきた。王さんはバルコニーに上って、鳥笛を吹き、ハトを出迎えたという。
その一方で、「迷子」になった伝書鳩を見かけたというネットユーザーもいる。コメント欄には「ハトはちょっと休憩していただけかもしれないよ」というコメントも見られたが、実際に迷子になったハトも少なくないようで、中には他の飼い主のハトに「連れられて」別の場所に帰ってしまったハトもいたという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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